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Modest Comments on contenporary politics by Akai OHI (Twitter:@AkaiOHI)。
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上田耕一郎のこと

「君、女のちかんというものがいたら、遭遇してみたいと思わんかね」
安東仁兵衛の回顧録だったかろうか、上田耕一郎がパーティでそう言いながら笑っていたという話を読んだことがある。

実は自分も数年前に一度、偶然に都内のとある交差点で、ウエコーとすれ違ったことがある。
年期の入った背広に、その辺のスーパーで売ってるような、青い運動靴が印象的だった。

                  ***

有田芳生氏のブログ「上田耕一郎という『私の大学』」 は、切なさのなかに考えさせるものがある。
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2008/10/post_b4f9.html

格差社会、平和、護憲……、現在の状況では、共産党の果たしうる役割は非常に大きいし、期待してもいる。他方、そのような組織からexcommunicateされてなお、格差や平和という価値を、自分自身の内なる権威と良心に基づいて追求し続ける人の精神力の強さに、尊敬を示したいと率直に思っている。

人間味の上田耕一郎といえども、大きな組織のなかに最後まで留まりえた人だから、それなりのストラテジーというか、どこまでくだけて良いか良くないかの限界許容点は、心得ていたのではないだろうか。組織人として生き延びたことで、他方で、価値のある何かを犠牲にしてきたこともあったのではないだろうかと推測する。

究極の選択を迫られる局面で、組織の論理よりも人間の論理を優先する人に自分はなりたいし、そういう人を自分は信頼したいと思う。
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by akai1127ohi | 2008-10-31 22:48 | Comments(2)

無題(某新聞へのボツ投稿)

  「カード忘れて水泳見学とは」(9月8日)に共感しただけに、「忘れ物で見学子供の責任」(9月13日)には違和感を感じました。
  人間に失敗はつきもの。まして小学生。完璧を目ざすことは重要ですが、カードを忘れた小学生に責任があるというのはいささか酷かと思いました。先生は、忘れ物をしないよう一言した後でプールに入れてあげてもよかったのではと思います。
  一つ欠けているだけで前に進めない杓子定規な発想が広がっているのではないでしょうか。昔は学校でも役所でも大らかな雰囲気があったと聞きます。年配の人の経験談でも、若かった時に周囲の大人が示してくれた臨機応変さや寛大さで一生の経験ができたり、その後の職業への道が開けたりという話をよく聞きます。
  そもそも私の頃にプールカードはありませんでした。万一の際の責任を明確にするためかもしれませんが、最近、子どもの楽しみや冒険に決まり事が多くなったように思います。大人の配慮と同時に、子どもの経験を最大限に優先する度量も大切ではないでしょうか。
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by akai1127ohi | 2008-10-12 13:30 | Comments(0)

釜山旅行記(完):つばき咲く…

今回の釜山旅行で、実は半日だけ、釜山の中心部を案内してくれる人がいた。
その人が、釜山港を見下ろす竜頭山公園で、この歌知ってますか、と、歌を口ずさんでくれた。「つばき咲く、春なのに……」




チョーヨンピル、美空ひばり、テレサ・テンの「釜山港へ帰れ」もいいけど、本当は、竜頭山公園でさりげなく口ずさむアカペラの「釜山港へ帰れ」が、一番いいようです。

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     写真は竜頭山公園。奥は釜山タワー、その前の像は李舜臣像。

               ***

山の上にある民主公園から、歩きながら市街地まで降りた。
道中に出会ったこのような住宅街は、リスボンの街並みを彷彿とさせた。
教会の鐘の代わりに、球遊びに興じる子どもたちの声が聞こえた。

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               ***

釜山の一番の繁華街は西面。
西面のカフェでコーヒーを飲んでいた。窓から人通りでにぎやかな大通りを見ていると、どうやらこのカフェの前は待ち合わせのスポットのようだ。女子学生やサラリーマンの男たちが、それぞれ人を待ち、ここで落ち合うとそれぞれの行先へ散らばっていく。

それとなく見ていたのは、遠くから近づいてくる待ち人を見つけた時の、韓国の人の感情表現。女子学生は白い歯を見せて抱きつくように駆けよる。男たちはなにやら激しく握手したり叩きあったりしている。何を言っているのだろうか。

おう、待ってたぞ。
ようやく来たか!
俺はお前に会いたかったよ。
よし今夜はお前と飲むぞ。
さあ出陣だ。
今夜は楽しい夜だ!

まるでこんな感じだ。
恥ずかしがり屋で一歩引いた日本人の交友関係で楽なところもある。
でも、お前と会いたかった!という気持ちを率直に伝える、こんな感じの人間関係に、憧れてもいいんじゃないだろうか。

               ***

これから私は、このような人々とどのような関係を築いていくのだろうか。
大昔の地図を見れば、北海道と九州はユーラシア大陸につながっていた。「日本海」は大きな湖だった。「日本人」と思っている人は実は「朝鮮人」で、「朝鮮人」と思っている人は実は「日本人」なのだ。

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          写真は西面にある書店、「教保文庫」

教保文庫は韓国の大型書店で、写真はその釜山店だ。
ここでKorean-English Dictionaryを買った。日本に帰ってから、これでハングルの勉強を続けるようにしよう。
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by akai1127ohi | 2008-10-04 01:13 | 釜山旅行記 | Comments(0)

釜山旅行記(2):在韓国連軍墓地

韓国戦争(朝鮮戦争)は国際連合軍が編成された初めての戦争で、釜山にある在韓国連軍墓地は、韓国戦争で死亡した2300名の国連軍兵士の墓碑であり、世界で唯一の国連墓地だ。

国際連合が第二次大戦の戦勝国によって形成されたように、朝鮮戦争で死んだ兵士の国籍も、イギリス、オーストラリア、カナダ、オランダ、北欧諸国などが多い。

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               写真は釜山の国連墓地

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            写真は朝鮮戦争で国連軍を形成した17国の国旗

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             写真は無名戦士の墓碑銘

板門店に行った時も実感したが、朝鮮戦争は朝鮮人民民主主義共和国と国連軍とのあいだの戦争で、休戦協定の当事者も、その両者である。大韓民国は休戦協定の当事者ではない。

1950年当時においては、国連の枠組みによって国際紛争を解決しようとする真摯な試みがあったということ、そのような国連への期待があったのだと感じる。

その後の米ソ冷戦のなかで、国連による紛争解決、各国の主権の放棄と国連への集中などといった「甘い」ことは言えなくなるのだが、冷戦が終わった現在、再び、国際連合が出来た当初の真摯さとまじめさで、国家主権の放棄ということを、真剣に考えたり主張したりしてもいいのではないかと感じる。
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by akai1127ohi | 2008-10-04 00:08 | 釜山旅行記 | Comments(0)
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