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夏休みの日記(1)

8月×日

夕日が背中を 押してくる
まっかな腕で 押してくる
歩くぼくらの うしろから
でっかい声で よびかける
さよなら さよなら
さよなら きみたち
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな
   
       ***

夕日が背中を押してくる・・・・・・
静かな声で子守唄を歌って、4歳児を寝かしつける。
昼間はあれほど遊んだのだから、せめて寝かしつけるまでは責任を持たなければ・・・という殊勝な心がけがどこかにあるのだ。

笑いながらごろんごろんと寝返りを打っても、ある瞬間、静かになって、眠りに落ちる。
そうすれば、静かに体をずらして布団を離れ、むこうの明るい部屋へ、大人の酒席にまじって遅くまでわいわい。

       ***

翌朝、「ねんね!ねんね!」の声。
気づけば、昨晩自分が寝かしつけた4歳児が、朝寝をしている私を起こしにかかる。
4歳の女の子がはじめて覚えたカープの選手は、「前田!前田!」、はじめて覚えた外国の言葉は、「アンニヨンハセヨ」と相成った。
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by akai1127ohi | 2008-08-29 21:43 | Comments(0)

8月6日

真冬のワルシャワで、地下コンコースを歩きながら、不思議に思ったことがある。
生きているのかもわからない倒れ込んだホームレス、駅に通じる薄暗い地下道、外はみぞれのような雪が降っている。夕暮れ時を、ワルシャワの人達が忙しく通りすがっていた。

なぜ人々はこの街に住み続けるのだろう。
みぞれと寒風のこの街で。こんな寒い街は捨ててしまって、もっと暖かいところで新しい街を作ったほうがよっぽど楽なのではないだろうか、、、。もちろん、多分に旅人の感傷も混じっていて、旅人が去ったワルシャワには晴れて暖かい日も来るのだろう。しかし、人はなぜ、こんなに厳しい街でさえ、その場所にとどまって、住み続けるのだろうか。

              ***

先月の毎日新聞で、新たに見つかった被爆後の広島の風景写真を見た。
一面、焼け野原の広島。福屋デパートの屋上から撮影されたというもので、八丁堀から二葉山方面を眺めた景色だろうか。中国新聞本社の骨組みが残るだけで、あとは何もない。

原爆ドームやアンデルセンは、「残ったもの」だ。
「残ったもの」の四方数十キロを、「残らなかったもの」が存在していた。「残ったもの」から「残らなかったもの」を想起することは困難な作業だが、原爆ドームは、原爆ドームのようには「残らなかった」ものを想起させるためのものかもしれない。

写真を見て第一に思ったのは、原爆が落ちて、街がこんなになった以上、この街は捨て去って、新しいところに新しい街を作って住んだほうが、よっぽど楽なのじゃないか、という直感。なぜ人は広島に住み続けて、そこにまた街を建て直したのだろうか。
なぜ焼け野原の広島は、それでも、「人間が捨てた街」にはならなかったのだろうか。今の美しい広島の街を見るにつけ、人間のなかにある、不思議な力というか、メカニズムを感じる。

              ***

三年続けて、この日を広島以外の場所で過ごした。
いかに幼稚な社会認識であれ、広島が自分の勉強の動因として存在している。もう一度、それを自分の勉強の力に昇華するために、この日を特別にしたいと思う。
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by akai1127ohi | 2008-08-06 15:46 | Comments(0)
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