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Modest Comments on contenporary politics by Akai OHI (Twitter:@AkaiOHI)。
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2014年都知事選:「最善の探究」と同時に「最悪の回避」を

韓国の野党圏政治を見ていて常々度胆を抜かれるのは、盧泰愚の前に金泳三と金大中が分裂立候補した1987年大統領選の教訓が血肉化されていることです。およそ30年の民主化闘争の成果としての1987年の民選大統領選で、野党圏の分裂によって軍人出身大統領を許したその痛恨や、いかばかりだっただろうか。

それ以後、選挙の度に「統一候補」に向けた韓国野党圏の努力は実に並々ならぬものを感じる。それぞれが独自の目標や理念をしっかりと把持しながら、政治決戦においては、最後の最後で、共倒れを避けるために各派各政党がなんとか「戦略的に」行動する。それも本当に最後の最後の駆け込み的に、それでもなんとか最後は、野党圏の統一戦線になる。

「野党圏」がまとまって予備選挙を行ない、朴元淳を統一候補を選びだしてハンナラ党候補を破った2011年のソウル市長選挙は、そのような韓国野党圏の真骨頂だった。1987年大統領選の苦い教訓が口をついては互いに想起され、多くの野党圏の人に刻まているがゆえであり、いわば「最悪」を避ける政治的知恵、「1987年」の再来を回避する政治的努力だろう。

これは、「最善」を要求することに急で「最悪」を回避することに意識がまわらず、したがってまんまと安倍政権という「最悪」を招来させた/将来させることを防ぎえなかった、私を含めた日本リベラル左派にとって、強く拳拳服膺すべき構図と思う。

               ***

外国の例を持ち出しながら、漠然と「野党統一」、「革新統一」が大事だといえば、多くの人が同意するかもしれない。しかし、それが日本の、東京の、自分たちの持ち場での話となると、「候補者統一」といっても、にわかにあいつの顔、あいつの顔が浮かんで、感情も揺さぶられ、きれいごとではいかなくなるのが実情かもしれない。

とはいえ、やはりそれが、「野党統一」、「革新統一」ということであり、韓国の野党圏統一は、「遠い国の美談」なのではなく、そのようなリアルな感情を乗り越えての政治的達成なのであり、試されているのは、日本のわれわれが、そのようなリアルな感情を乗り越えて、政治的につながり、何を創り出しうるか、ということだと感じる。
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by akai1127ohi | 2013-12-26 02:10 | 政治時評 | Comments(0)
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