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Modest Comments on contenporary politics by Akai OHI (Twitter:@AkaiOHI)。
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政治時評(32)ー2013年参議院選挙を終えて

参議院選挙(2013年7月21日)の結果は、喜ぶというわけでもなく、かといって悲観ばかりするとも違う、実に複雑な結果と拝察する。

大手新聞は「ねじれ解消」を参院選最大の争点かのごとく報道し、安倍総理も「ねじれ解消」を誇るが、では民主党政権時代の2010参院選挙の際、安倍氏は「自民党が『ねじれ』を作り出してるから自ら議席を減らしましょう」と一言でも言っただろうか。

連立友党の公明党。山口代表は連立という「助手席」に乗っているから自民党の「暴走」の歯止め役になるとの主張を繰り返していたが、そもそも公明党が早く助手席から降りておけば、車はここまで「暴走」することはなかったはずではなかろうか。

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民主党は、ただただ耐える選挙であった。民主党は東京選挙区で候補者の「一本化」に失敗、分裂選挙から共倒れという最悪のパターンを辿った。その過程で細野幹事長と菅元首相の対立が露呈した。だが何より民主党は、有権者が何ゆえ「共産党躍進」を選んだか、それを拳拳服膺する必要あろう。前原氏や長嶋氏など「党内右方面の大リストラ」は必至だ。民主党は、党再生のための自己脱皮を図るならば、辻元清美議員など女性議員が前面に出て党改革を担うしかないのではないか。民主党が自民党に代わる「もう一つ」の選択肢になるためには、それが唯一の突破口のように感じられる。

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共産躍進はポジティブ要素であり、素直に言祝ぎたい。同時に、注文も大きい。選挙戦を通じて、山本太郎、みどりの党の三宅洋平、社民党の元府連幹部、元自民党重鎮などが共産党躍進に期待し連帯のエールを送った。「反共攻撃」どころか、最も他党からの義侠心的応援に恵まれたといえまいか。それでいてその共産党が「自共対決=共産党以外は自民の補完勢力」ではもはや通用しまい。今後は、共産党が様々な課題で他の野党といかに連携できるか、その度量と義侠心が問われる番だろう。

民主激減、共産躍進の間で、イデオロギー的にはその中間にある社民党の埋没が不可解でもある。今、社民党はより必要とされる政党だろう。共産党の「正しさ」に社民党の「やさしさ」が加わって初めて「正しくてやさしい社会」ができるのでは。マッチの灯、ろうそくの灯でもいいから、消えずに残ってほしい。再び日本の政治を照らす燎原の火となる日が来ると信じる。

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山本太郎や三宅洋平などの胎動は、政治の「保守化・固定化」に対して市民社会が明確にそれに対抗抑制する底力を持っていると実感させた。もとよりその行先は未定型で不安もあるが、われわれの世代で/われわれのスタイルで、もう一度「まじめさ」を取り戻す「対抗文化形成」に掉さしたい。
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by akai1127ohi | 2013-07-25 04:27 | 政治時評 | Comments(0)
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